ブランド構築と差別化戦略で失敗しない起業初期の考え方
実際に茨木市や吹田市で創業された方の中には、売上は立っているのに利益が残らず、決算のタイミングで初めて経営の厳しさに気付く方もいます。その多くは、ブランド構築や差別化戦略を意識しないまま事業を始めてしまったことが原因です。
この記事では、税理士または税理士事務所で経理を担当する立場から、これまで実際に経験してきた事例を交えながら、起業初期に考えておくべきブランド構築と差別化戦略のポイントを解説します。
読み進めることで、会計数字や資金繰りの観点から見たブランド構築の重要性と、失敗しにくい差別化戦略の考え方が分かります。
特に、高槻市や豊中市などでこれから起業予定の方、創業後1年以内で利益が残らず不安を感じている方に役立つ内容です。
目次
1. ブランド構築と差別化戦略の基本
1-1. ブランド構築と差別化戦略の違い
1-2. 起業初期にブランド構築が重要な理由
2. 北摂エリアでのブランド構築と差別化戦略の実例
2-1. 価格競争に陥った失敗例と改善策
2-2. 経理数字から見えた差別化成功事例
3. ブランド構築と差別化戦略を形にする手順
3-1. 経理目線で行う強みの洗い出し
3-2. 決算書に反映させる差別化戦略
ブランド構築と差別化戦略の基本
ブランド構築と差別化戦略の違い
ブランド構築とは、顧客や金融機関、取引先からどのような会社として認識されたいかを形にすることです。一方、差別化戦略は、競合と比較された際に具体的にどこで選ばれるのかを明確にする考え方です。
経理担当として月次試算表を作成していると、差別化戦略だけを意識して短期的な売上を追い、結果的に利益率が下がっている会社をよく見ます。ブランド構築が弱いと、値上げができず、固定費の増加に耐えられません。
- ブランド構築:信頼や専門性を積み上げ、長期的に利益を守る
- 差別化戦略:選ばれる理由を明確にし、売上を作る
この両輪がそろって初めて、安定した決算につながります。最終判断は専門家に確認してください。
起業初期にブランド構築が重要な理由
決算を見てみると、広告費や外注費が膨らみ、利益率が低下していました。原因は、誰に向けた事業なのかが曖昧で、ブランド構築ができていなかった点にあります。
ブランド構築を明確にすると、無理な集客を減らせるため、結果として経費削減と資金繰り改善につながります。
北摂エリアでのブランド構築と差別化戦略の実例
価格競争に陥った失敗例と改善策
改善策として、価格以外の価値を洗い出し、対応スピードや専門分野への特化をブランドの軸に設定しました。その結果、客単価が上がり、半年後の決算では黒字転換しています。
経理数字は、差別化戦略の誤りを早期に教えてくれる重要な指標です。
経理数字から見えた差別化成功事例
結果として、決算書上も安定した利益が出ており、金融機関との融資交渉もスムーズに進んでいます。ブランド構築と差別化戦略が数字に反映された好例です。
ブランド構築と差別化戦略を形にする手順
経理目線で行う強みの洗い出し
強みを感覚で考えるのではなく、売上構成や利益率をもとに洗い出すことが重要です。実際に数字を確認すると、儲かっている業務とそうでない業務が明確になります。
- 売上構成:どのサービスが利益を生んでいるか
- 原価率:時間や外注費がかかりすぎていないか
この整理がブランド構築の土台になります。最終判断は専門家に確認してください。
決算書に反映させる差別化戦略
数字で管理することで、経営判断のスピードが上がり、資金繰りリスクを抑えられます。制度は変更される可能性があるため、最終的な判断は必ず最新情報を確認してください。
まとめ|ブランド構築と差別化戦略で選ばれる会社になる
- ブランド構築:信頼と専門性を明確にし、値下げを防ぐ
- 差別化戦略:価格以外の価値を数字で管理する
- 行動:月次で数字を確認し、早めに軌道修正する
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監修 税理士 大谷 響

